のしつけが上手くいく飼い主いかない飼い主
犬のしつけが上手くいく飼い主には2つのタイプがあります。 このことは以前別のブログでもお伝えしていますが、 ひとつは飼い主が犬のリーダーとなって生涯守ってあげるタイプ①と、 もう一つ飼い主は犬のパートナーとなって対等(場合によっては犬の方が上)に付き合っていくタイプ②です。 詳しくは下記ブログをご覧ください。 http://kenkohmura.jp/16475734325644 今回は犬のしつかが上手くいかない飼い主についてお伝えいたします。 上記のタイプ①と②は実際どちらも上手くいっており可愛がる幸せな姿は同じように見えますが、その過程や犬への接し方はまったく違います。 幸せな夫婦関係でも亭主関白やかかあ天下のようにどちらかを上に立てる関係と、対等に認め合って上手に付き合っていく関係のようです。 しかし多くの犬は人以上に群れ(家族)を大切に思い、群れに危険が迫ることを一番恐れます。 ①タイプの飼い主に守られている犬はあまり警戒心無く穏やかに暮らしているので、飼い主が近くで見守っている限りほとんど問題行動は出てこないでしょう。 一方②タイプの飼い主の場合は犬が先頭に立って群れを守ろうとします。 家の中であればまるでセコムのように常に外部侵入者を警戒し、外へ散歩に行けば飼い主に近づく者(人、犬、自転車、バイク、車など)に吠えます。 ですので②で犬が守ろうとする行動を止めさせたい場合は、環境の工夫としつけのテクニックを身に着ける必要があります。 例)▪犬が家の中から外が見えず音も聞こえないようにする →環境の工夫 ▪散歩の時に何かが近づく前に避ける、もしくは大好きなもので意識を反らす →しつけのテクニック *②タイプはこのような工夫やテクニックを常に考えていれば犬のしつけは上手くいきます。 ではしつけが上手くいかない飼い主はどういうタイプなのか、、、? をいくつか挙げてみます。
【犬のしつけが上手くいかない飼い主】 × ①でも②でもない。いつまでも決め切らないどっちつかずのまま暮らしている。 × 同じように家族や夫婦で意見が割れ、なかなか決まらない。 × ①のつもり。言葉だけが命令口調。ルールに一貫性がなくどこか頼りない感じ。 × ②なのに、問題行動に対する環境の工夫やテクニックを身に着けようとしない。 いかがでしょう? 何か思い当たるところがありましたでしょうか? 犬のしつけでお困りでしたら、まずはご家族で①か②を決めること、 そして決めたらそれをしっかり継続することをお薦めします。 犬は10~15年の短い生涯で人のそばで暮らしてくれます。 その犬生が幸せになるためには飼い主が幸せに感じられることが大切です。 互いに幸せになるしつけを少しでも早く考えてあげてくださることを願っております。