ご飯を食べる時に唸る子への対策 2つの方法
普段良い子なのにご飯を与える時に限って唸って威嚇してくる、、、 これをやめさせるのはどうしたら良いか?と、つい先日柴犬15か月男の子の飼い主さんからの相談がありました。 いわゆるフードアグレッシブ(食べ物で攻撃的になること)のようです。 おそらくご飯を食べる時に食器を上から両前足で挟み込むように食べていると思いますが、この体制になると両前足の間は自分の縄張りとして近づくものをいつでも攻撃できるよう準備をしているのでしょう。 今回はこの問題行動の対策として2つの方法をお伝えします。 2つの方法については以前別のブログでもお伝えした①飼い主は犬のリーダー②犬はパートナーによってやり方が全然違うので、①②について詳しく把握されたい方は下記をご覧ください。 飼い主は①犬のリーダー②犬はパートナー http://kenkohmura.jp/16475734325644
①飼い主は犬のリーダーの場合 このタイプの飼い主さんを目指すのであるなら絶対許してはいけない行動です。 このようにリーダーに歯向かった瞬間にフードを取り上げ唸りがなくなるまで与えてはなりません。 ①の飼い主にはテクニックは必要ないのですが、けっして犬に気で押されない強い心を持ちいつ何時でもどっしりと対応することが必要です。 ②犬はパートナーの場合 このタイプの飼い主さんがやることは上手にコツをつかみテクニックを磨いたり様々な工夫をしていくことです。 つまり①のように歯向かってくるエネルギーをどっしりと受け止め跳ね返すのではなく、エネルギーを方向転換するようにいなしてみたり、もっと安全なのはそのような場面に身を置かないよう工夫することです。 例えば柵越しで囲ってみたり、リードでつないでおいたり、または自動給餌器のようなものを利用するなどです。 この時けっしてなんとか唸りを止めようとか思って手を出してはいけません。間違えなく噛まれます。また叱っても効果はありません。 ですのでむしろ笑いながら唸っている犬を楽しんで眺めてやってください。 いかがだったでしょうか? ①②ではまったく違いますよね。 これをいつもは②なのに今日は①だったりとどっちつかずの対応ではうまくいかないのでご注意ください。 あと豆知識としてお伝えしておくならば、食器を下に見ながら両前足で囲むと縄張り意識が高まりやすいので、食器の下に何か台を置いて少し首を上げて食べれるよう工夫してみてください。 そうすると縄張り意識が生まれづらく意外と簡単にフードアグレッシブの唸りがなくなり改善する場合もあります。 ぜひお試しください。