ペットの老化
こんにちは。 行政書士ADRセンター東京です。 今回は犬と猫の老化についてのお話です。 一般社団法人ペットフード協会が発表した「2021年(令和3年)全国犬猫飼育実態調査 結果」には 犬の平均寿命は14.65歳、猫の平均寿命は15.66歳と記載されています。 平均寿命は犬も猫も2010年以来ずっと伸び続けているとのことです。 大切なペットの寿命が延びるのはとても嬉しいことです。 2021年7月に猫の腎臓病治療薬の開発が資金不足でストップしているというニュースが発信されました。
東京大学大学院教授が研究しているこの治療薬があれば猫は30歳まで生きる可能性もあるとのことで、ニュースが発信されるや否や、全国の愛猫家たちからの資金援助がこの教授のもとに殺到し、現在も続いています。 猫はその体の仕組みから、加齢などによる腎臓機能低下がどうしても避けられません。 そのため腎機能低下は『猫の宿命』と呼ばれてきました。 宿命にもかかわらず猫の腎臓は一度機能が低下してしまったら元に戻す治療法がありません。 飼い主は、愛猫の腎機能が低下してしまったら、腎機能の数値を療法食や薬でコントロールしつつ、ゆるゆると死に向かっていく姿を見ているしかありません。 それが覆されるかもしれないということで、猫の飼い主たちは大きな希望を持って新薬の開発を心待ちにしています。 この例の様な獣医療の発展のほか、フードや飼育環境の改善により犬や猫の平均寿命は 今後も延び続ける可能性があります。 一方で、犬の高齢期は一般的に10歳くらいから(大型犬はもっと早い場合が多い)、 猫の高齢期は11歳くらいから始まると言われています。 寿命が延びるということは、多くの犬や猫が長い高齢期を過ごすことになるということでもあります。
犬や猫も年を取ると老化します。 被毛にツヤやハリがなくなったり、 皮膚がたるんできたり、 走らなくなったりします。 犬は散歩を嫌がるようになるという話も聞きます。 猫で多いのはやはり一日中寝ている、 高いところに上らなくなったなどでしょうか。 一般的に、犬は後ろ足から老化が始まるとされています。 歩く速度が遅くなった、長い距離を歩くのを嫌がる、階段の上り下りがこれまでより大変そうだ… などは老化のサインである可能性があります。 ただし、これらの症状は病気が原因のこともあります。 必要に応じて動物病院を受診ください。 犬が寝たきりになることを防ぎ、健康に高齢期を過ごすためには、適度な運動による筋力のキープが必要と言われています。 うちの子に合った方法で楽しく運動させ、元気な高齢期を過ごさせてあげてください。 また、高齢期以降は犬も猫も認知症になることがあります。 症状としては、夜間に大声で鳴く、異常な食欲をみせるなどです。 その他に犬の場合は飼い主や自分の名前を忘れる、旋回運動をする(とぼとぼと円を描くように前進し続ける)狭い場所に入り込み後退できずに動けなくなるなどの行動が見られることもあります。 猫の場合はこれまではきちんとできていたトイレを失敗するようになったりします。 ところで、認知症かなと思っても別の病気である可能性もあります。 認知症だろうと思っても、まずは速やかに獣医師の診察を受けることをお勧めします。
認知症による夜間の鳴き声は、安眠妨害や夜間の騒音問題として、ご近所トラブルに発展する可能性があります。 騒音トラブル防止のためには、壁や窓に防音材を貼る、犬を夜間はケージに入れてケージの四方に防音材を貼る、市販の防音ルームで犬を過ごさせるなどの対策が一般的かと思います。 その他、最近は色々なグッズなどが販売されているようです。
しかしながら、出来る限りの対策をしても ご近所トラブルになってしまうことがあります。 そんなときにはぜひ行政書士ADRセンター東京をご利用ください。 東京都内のペットに関わるトラブルであれば、広くご利用いただけます。 調停という手続きの中でご自身の事情を相手に伝え、当事者同士で解決方法を話し合う機会を設けることができます。 行政書士ADRセンター東京の調停は、対話促進型調停の専門的なトレーニングを積んだ調停人が、お話し合いのスムーズな進行をお手伝いいたします。 また、調停人には守秘義務もございますので安心して何でもお話しいただけます。 冷静にじっくりと話し合いたいと思っていらっしゃる方はぜひご利用をご検討ください。 まずはお気軽に無料の事前相談をお申し込みください。 ご連絡をお待ち申し上げております。 ———————————— 行政書士ADRセンター東京 https://adr.tokyo-gyosei.or.jp/trouble/pet/ 03-5489-7441 電話受付時間:火・木・土曜日 10時〜16時 〒153-0042 東京都目黒区青葉台3-1-6 ————————————