ペットにもシートベルト?

ペットにもシートベルト?

こんにちは。 行政書士ADRセンター東京です。 最近は、観光地や宿泊施設にもドッグランがあったり、ペット同伴OKの宿泊施設なども増えてきています。

ペットを連れてドライブをしたり、車で移動する人も多いのではと思いますが、交通事故への対策も気になるところです。

交通事故で、悲しいことに犬や猫が死亡してしまった場合の慰謝料は,その金額は3万円程度から70万円程度までだいぶ開きがあるようです。

例えば、交通事故により、普通乗用自動車に乗っていた犬が傷害を負った事故に関して、犬を車に乗せていた飼い主が、犬用シートベルトを装着するなど犬の体を固定するための措置を講じていなかったとして、1割の過失相殺を認めたケースがありました。(名古屋高裁平成20年9月30日判決)

また、車両の後部座席にいた犬が、事故によりカーナビに衝突して負傷しまった事案でも、犬用シートベルトなどの措置を講じていなかったとして、同じく1割の過失相殺が行われています。(大阪地裁平成27年8月25日判決) 今のところ、ペットにシートベルトをさせなければならない、と言う法律はないものの、動物を車に乗せる人は、交通事故などによる危険性を回避するため、措置を講じる義務を負うとされています。 さらに、道路交通法では、運転者のハンドル操作などを妨げる行為を禁止しており、膝に抱っこして車に乗せる場合、これに違反してしまう可能性があります。 ネットで検索して見ると、ペット用のシートベルトと言う商品も増えてきているようです。 ペットともお出かけする機会がますます増える時代、シートベルトなどもチェックしておきたいですね。 *写真・イラストは、全てイメージです。 ペットに関するトラブル、お困りのことや気がかりなこと、 ご不安なことなどがありましたら、お気軽にご相談ください。 ———————————— 行政書士ADRセンター東京 https://adr.tokyo-gyosei.or.jp/trouble/pet/ 03-5489-7441 電話受付時間:火・木・土曜日 10時〜16時



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カテゴリーペットに関するトラブル

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