4つに分かれる犬の気質とその飼い方
人も世界的に見れば様々な人種がいて、 なんとなくこの国の人はこういうタイプが多いなど国ごとの特徴がよくあげられます。 同じように犬も様々な犬種がおり、さらに人以上に体格差や気質に差があります。 今回はやや大雑把ではありますが犬の気質を4つに分類し、 その特徴と飼い方の注意事項などお伝えしたいと思います 。 まずは下記の表を見て、あなたのご愛犬はABCDどのタイプになるのか 想像しながらご覧ください。
A:執着従順型 【特徴と飼育のコツ】 ▪しつこいくらいアイコンタクトで飼い主を見つめてくる ▪飼い主を喜ばせることが好きなので褒めればどんどん伸びていく ▪1日中飼い主の仕事に付き添うパートナーのように行動するのがベスト ▪飼い主と離れると分離不安、暇にすると破壊行動に移行しやすい <総評> とにかく好奇心旺盛で飼い主大好きなので、 犬と一緒に楽しめる様々なトレーニングを取り入れると 心身ともに落ち着いた飼いやすい子になるでしょう。 逆に運動不足や愛情不足が重なると、破壊行動だけでなく飼い主に対して 不満をぶつけるように暴力的になるので気を付けてあげましょう。 B:執着自立型 【特徴と飼育のコツ】 ▪獲物をどこまでも追いかけ捕まえるまであきらめない優秀な猟犬 ▪ずっと吠えながら走り回われる底なし強靭な体力気力を持ち合わせている ▪同じような体力と性格の犬と一緒に一日中走り回れる環境を用意してあげる ▪毎日しっかり運動とトレーニングが必須 <総評> もっとも犬らしい犬と言えるタイプ。 イギリスやヨーロッパ各地では昔からこのような執着力を活かした狩猟や、 農作物を害獣から守る番犬としての活躍を求められ飼育されていました。 つまり、人一緒に仕事しながら共存してきたのです。 ですので運動不足のまま家でひとり留守番していることが 苦手なタイプだということをご理解ください。 C:散漫従順型 【特徴と飼育のコツ】 ▪比較的のんびり過ごすことが好き。省エネ活動のため太りやすい ▪お散歩に行ってもほとんど興味がなく、すぐに家へ帰りたがる ▪好奇心がほとんどないので新たなトレーニングなど覚える気があまりない ▪穏やかだけどかなり頑固気質。 <総評> いわゆる昔から「座敷犬」と言われる家庭犬タイプです。 犬と言うよりどちらかというと猫に近い飼い方が向いています。 飼い主さえそばにいれば他に何もいらないので、 穏やかに暮らすには癒し系の飼いやすい子と言えるでしょう。 D:散漫自立タイプ 【特徴と飼育のコツ】 ▪目の前で興味を感じたものに気を取られがち ▪こだわるものもあるがほとんどすぐに飽きて別の興味を探す ▪飼い主への分離不安が少なくマイペース ▪呼び戻しトレーニングをしっかりしないと放浪してしまうので注意 <総評> あまり執着がなく比較的すぐにあきらめるので、 ある意味注意すればすぐに止まる躾しやすいタイプと言えます。 しかし好奇心が少なく自分の興味あることにしか行動しないところがあるので、 モチベーター(興味のあるおもちゃやおやつなど)を用意し 飼い主を注目させるトレーニングを日頃から重ねていくことが大切です。 オンラインしつけ相談承ります。 こちらをご覧ください。 https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/42242740712002?t=3&Ino=000011663000